「陶房 六大」について  

10年後も使いたい作品を。 

本物の手仕事と自然の要素・素材。

使う人の手にじっくりくるデザイン。

 

使いこむほど、豊かな表情へと

変化してゆく楽しみ。

  

毎日の食卓・生活という空間を彩りながら  

「10年後も使いたい」ものを

テーマにした焼き物たち。

Feature 

〜陶房 六大の商品特徴〜

・種子島 紫

・窯変(ようへん)

・ろくろ目

・手捻り

種子島 紫

安納芋の発祥地として知られる種子島。

この自然豊かな地で育つ芋の独特な「赤紫色」を想像させる色合いが特徴です。


窯変(ようへん)

窯変とは、窯で焼き締める段階で生じる作品の色の変化のこと。

穴窯で長時間じっくり焼き締めている間に、粘土に含まれる金属成分が変化したり、窯の温度や燃料の薪の灰、窯入れの際に入れたワラなどが作品と重なり合って現れます。陶工の技術を基本とし、火に委ねることで生まれる作品は、まさに宇宙の神秘。

 


ろくろ目

六大の作品は主に蹴ロクロと手捻りで形作ります。

回転数が安定しない蹴ロクロを使うことで、陶工のこだわりを1つ1つの作品に込めることができます。電動ロクロで作ったような単調的なデザインとは異なるオリジナリティを演出することができます。


手捻り

簡単そうに見える手捻りですが、実は奥が深い。

ろくろとは違い、手捻りでの整形はどんな形にもできるからこそ、独創的なデザインや細部へのこだわりが作品に現れます。特に、手捻りの基礎となる「粘土を均一に伸ばす」作業に陶工の五感と技術が必要となります。


Product

〜陶房 六大のおすすめ作品〜

・ビアカップ

・ぐい呑みセット

・7寸皿

ビアカップ「三方 小弓手 ダーク」

¥2,800(税込)

自然釉のダークな色合いが特徴的な「ビアカップ」。

持ちやすさを追求して作られたデザインと、「三方 小弓手」のシルエットが魅力。陶房 六大の中で一番人気の商品です。

◯使い方

ビールを注ぐ寸前まで冷凍庫で冷やしておくと、

まるでジョッキに入れたようにクリーミーな泡をお楽しいただけます。


ぐい呑みセット「石胡麻」

¥7,000(税込)

胡麻とは違う、大きな粒の石の表情が特徴的な「ぐい呑み」と、

灰のトーンとざらざらとした粗い土の表情が特徴的な「とっくり」のセット。

父の日のギフトなど、晩酌が好きな方への贈り物にぴったりです。

◯使い方

焼酎や日本酒などの酒器としてお使いください。

とっくりからぐい呑みに入れた際の香り、口に含んだ際の味わいが使い込むほど変化してゆきます。

 


7寸皿「松」

¥12,000(税込)

鉄分を多く含んだ種子島の土の素材感と、

柿色の風合いが特徴的な「直径23cmの7寸皿」。

器の底にかすかに残る「ワラの表情」をお楽しみください。

 

◯使い方

サラダや煮物、メインディッシュを乗せたり、カレーやポトフを盛り付けたりと、様々なシーンで活躍する器です。


 お気に入りの作品を

オンラインストアで

お求めください。


代表挨拶 

” 人力他力 ”

自分でできることを基本に、

依存しないスタイルを生み出してゆく。

 

 

私が粘土に出会ったのは

波乗りで行き詰まった時でした。

 

18歳の頃、波乗りに出会ってから、

オーストラリアへワーキングホリデーに行ったり

日本各地へサーフトリップしたりと、

波乗り漬けの日々でした。

 

 ある時、

波乗りに行き詰まって、

 

「これから、どうやって生きようかな?」

 

と考えていた時、

 

この粘土を選んだのは

 

自然のもの・天然ものと

向き合って生きようと思ったから。

 

自然の素材を使い

自然から作った道具を使い

自然の要素を使って

自然と一体になる感覚。
集中する感覚。

ガスや石油製品をなるべく使わず

原始的な方法に戻るように

最小限を最大限に楽しむ。

毎日の食事・生活の時間から、
「人・地域・自然に感謝する」。

 

六大の作品が、

そんなきっかけになれば

いいなと思います。

 

代表 木下 裕一

【作家プロフィール】

種子島 陶房 六大(ろくだい)

木下 裕一

 

1961年生まれ。

熊本出身。

陶芸歴35年。

 

専門学校卒業後、オーストラリアへ。
ワーキングホリデーを利用しサーフィンに没頭。

 

帰国後は八丈島の八丈陶房、熊本の一先窯で
合計4年間修行の後、種子島に波を求めて移住。

種子島窯で3年間修行を経て、

2001年に「種子島 陶房 六大」を開窯。

 

現在は波乗りとともに作品を通じた

持続可能な社会作りに尽力している。